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タイトル/内容
9:00 - 9:15
開会式
9:15 - 9:30
特別講演
9:30 - 10:40
全体会合1「2050年ネットゼロの達成に向けた質の高い炭素市場の構築と実践」
世界的な温暖化の影響が顕著となる中で、国連の温暖化対策の枠組みであるパリ協定が定める2050年までに世界的な排出量を実質ゼロとする目標(ネット・ゼロ)の達成に向けては、民間資金や技術を国際的な協力の下で積極的に導入していくことが不可欠となっています。これに向けて昨年札幌にて開催されたG7気候変動・エネルギー・環境大臣会合では「質の高い炭素市場の原則」(Principles of High Integrity Carbon Markets)が採択されました。今後はこういった原則に基づき、様々な関係主体が具体的な行動を実践していくことが重要となります。
本セッションでは、ネット・ゼロを目指して取り組んでいる政府や民間企業、そして質の高い炭素市場の実践に向けた国際的なイニシアティブを展開されている方々を招き、質の高い炭素市場の実践と課題、さらには気候変動、生物多様性、循環経済、SDG達成の相乗効果といった国際的な議論についても新たな視点を提供します。
10:50 - 11:40
全体会合2「生物多様性評価とは - グローバルおよびローカルの観点から」
2012 年に設立された「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学 - 政策プラットフォーム(IPBES)」は、生物多様性評価に対する世界の見方を変えました。IPBESは、生物多様性とその損失のさまざまな側面に関して、複数の世界規模の報告書を作成してきました。これらの報告書は、政策立案者に生物多様性に関する一般的な傾向を知らせるため段階的なデータを提供し、各国政府が同様の評価を自国で実施するよう促し始めています。
日本はIPBESへの関与と支援に関して世界で最も積極的な国の一つです。直近では、生物多様性のシナリオとモデルをテーマとした、日本にとっては3番目となるIPBES技術支援機関(TSU)を受け入れ、人員を配置するという申し入れが日本政府より行われ、IPBESはそれを受諾しました。IGESはその技術支援機関の受け入れ組織となっています。本セッションでは、世界の生物多様性評価の全体的な動向、生物多様性分野と日本におけるIPBESの役割、新しい技術支援機関の今後の活動について議論します。
13:00 - 13:50
全体会合3「国際プラスチック条約に向けた国際交渉と今後の展望」
プラスチック汚染に対処するための国際条約を制定するための国際交渉が現在進行中で、年内の合意が期待されています。国際プラスチック条約に関する第5回国際交渉委員会(INC5)は、2024年11月25日から12月1日まで、韓国の釜山で開催されます。本条約は、プラスチック製品や利用に伴う廃棄物の回避、循環的利用の促進、環境影響の防止に向けた世界的な方向性を定めるものとなります。
本セッションでは、プラスチック汚染に対処するための国際協調行動のための体制構築という観点から、INCにおける主要な論点と交渉について、交渉を主導・支援するキーパーソンらとともに概観します。また、アジア諸国が果たす重要な役割を報告し、アジアにおける地域協力と行動を促進するためにIGESが果たす役割について紹介します。
14:00 - 15:20
全体会合4「地方自治体が主導するレジリエントな社会への道筋:地域循環共生圏アプローチの活用」
持続可能な開発のための2030アジェンダやパリ協定といった世界目標の下、持続可能な社会の実現に向けた野心的な取り組みが進められています。一方で、こうした世界目標を地方自治体の政策や計画に落とし込み、実施を図ることが課題となっており、各地の自治体では限られた財源と人員の中、持続可能で気候変動に対してレジリエントな地域の実現に向けた行動を模索しています。各地で取り組みを主導する自治体のリーダーは、世界目標の実現に寄与する重要な意思決定者でもあるのです。本セッションでは、国内外から自治体のリーダーおよび専門家を招き、各地で展開されている優良事例・戦略を共有しながら、地域のニーズや課題に対応するとともに世界目標の実現に資する相乗的な取り組みについて議論を深めます。また、地域の活力を最大限に発揮しながら環境・社会・経済課題の同時解決を目指す「地域循環共生圏」(Regional Circulating and Ecological Sphere:Regional CES)に焦点を当て、アジアの視点からその具現化の可能性を探ります。
15:30 - 16:30
パラレルセッション1「1.5℃ ロードマップ - 脱炭素でチャンスをつかむ。未来をつくる。」
15:30 - 16:30
パラレルセッション2「持続可能な社会の実現に向けて:パートナーシップの強化と実践」
16:40 - 17:40
パラレルセッション3「アジア太平洋から考える気候安全保障 -人の移動と食料安全保障のつながり- 」
16:40 - 17:40
パラレルセッション4「大学による地域脱炭素化と地域課題の解決に向けた取り組み」
受付終了
閉会式
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